WSL のインストール | Microsoft Docs を見ながらやった。
WSLが未インストールの場合は wsl --install
でいけるらしいが、インストール済みなのでいくつか手順を踏んだ。
まとめ
wsl --set-version <distro name> 2
コマンドでアップグレードできた。
今使っている <distro name>
は wsl -l -v
コマンドで確認できる。
やったこと
事前準備
現在のバージョンを確認する。
> wsl -l -v NAME STATE VERSION * Ubuntu Running 1
WSL 1が使われている。
この手順はいらないかもしれないが、一応既定のバージョンを設定する。
> wsl --set-default-version 2 WSL 2 との主な違いについては、https://aka.ms/wsl2 を参照してください この操作を正しく終了しました。
これで新しい Linux ディストリビューションをインストールする時の既定のバージョンがWSL 2になった。
WSL2のインストール
wsl --install を実行して WSL ヘルプ テキストが表示される場合は、wsl --list --online を実行して使用可能なディストリビューションの一覧を表示し、wsl --install -d
を実行してディストリビューションをインストールしてみてください。
と書いてあったので、その通りに進める。
wsl --list --online
を実行して使用可能なディストリビューションを確認する。
> wsl --list --online インストールできる有効なディストリビューションの一覧を次に示します。 'wsl --install -d <Distro>' を使用してインストールします。 NAME FRIENDLY NAME Ubuntu Ubuntu Debian Debian GNU/Linux kali-linux Kali Linux Rolling openSUSE-42 openSUSE Leap 42 SLES-12 SUSE Linux Enterprise Server v12 Ubuntu-16.04 Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu-18.04 Ubuntu 18.04 LTS Ubuntu-20.04 Ubuntu 20.04 LTS
'wsl --install -d
' を使用してインストールします
の案内の通りに進める。
Ubuntuが4つあるが、 Ubuntu
だと最新のLTSバージョンがインストールされるらしい。
特にこだわりはないので、 Ubuntu
をインストールする。
> wsl --install -d Ubuntu Ubuntu は既にインストールされています Ubuntu を起動しています...
なんということだ既にインストールされていた!
Ubuntuのターミナルが立ち上がったので、何のバージョンがインストールされているのか確認する。
% lsb_release -a No LSB modules are available. Distributor ID: Ubuntu Description: Ubuntu 18.04.6 LTS Release: 18.04 Codename: bionic
18.04がインストール済みだった。あれ最新って20.4じゃないの?
最新バージョンのUbuntuを入れなおす
バージョンを指定してインストールする。
> wsl --install -d Ubuntu-20.04 ダウンロード中: Ubuntu 20.04 LTS インストール中: Ubuntu 20.04 LTS Ubuntu 20.04 LTS はインストールされました。 Ubuntu 20.04 LTS を起動しています...
インストールが成功し、新しいバージョンのUbuntuターミナルが起動した。
新しいユーザー名とパスワードを聞かれたので設定した。
PowerShellのターミナルで、WSLのバージョンが2になったのか確認する。
> wsl -l -v NAME STATE VERSION * Ubuntu Stopped 1 Ubuntu-20.04 Running 2
これ既存のがv2になるわけじゃないのか。
今まで使っていたUbuntuをWSL2にする
ファイルの移動とかが面倒なので、できれば今まで使っていたUbuntuを使い続けたい。
WSL 1 から WSL 2 へのバージョンのアップグレード 以前にインストールされた Linux ディストリビューションで WSL 1 から WSL 2 に更新するには、コマンド wsl --set-version
2 を使用します。
まじかよ手順あったわ。インストールいらんかったんや。
> wsl --set-version Ubuntu 2 変換中です。この処理には数分かかることがあります... WSL 2 との主な違いについては、https://aka.ms/wsl2 を参照してください 変換が完了しました。
数分待ったら終わった。 Ubuntuはどうなったのか。
> wsl -l -v NAME STATE VERSION * Ubuntu Stopped 2 Ubuntu-20.04 Stopped 2
やったー---!!!
不要なUbuntuを削除する
間違ってインストールした Ubuntu-20.04
を削除する。
WSL 削除でぐぐったけどよくわからなかったので、ヘルプを参照する。
-h
をつければ大抵ヘルプが出てくるはずだ。
> wsl -h ~~~ 略 ~~~ --unregister <Distro> ディストリビューションの登録を解除し、ルートファイルシステムを削除します。 --unmount [Disk] すべての WSL2 ディストリビューションからディスクのマウントを解除してデタッチします。 引数なしで呼び出された場合は、ディスクをマウント解除してデタッチします。 ~~~ 略 ~~~
削除っぽいのが2つ出てきた。
unregister
が正解な気がするが、一応ぐぐる。
Linux ディストリビューションの登録解除またはアンインストール
公式がヒットした。unregister
であってたので実行する。
> wsl --unregister Ubuntu-20.04 登録を解除しています...
消えたのか確認する。
> wsl -l -v NAME STATE VERSION * Ubuntu Stopped 2
一覧からなくなった。一瞬で終わった。 PCからもちゃんと消えたのか??
他のストア アプリケーションと同様に、Windowsコンピューターで Linux ディストリビューション アプリをアンインストールすることもできます。
やっぱ消えてなさそう。
アンインストールして完了!